テキスト2001
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オクロレウカ花型株分け花器青色十角形ガラス水盤トルコなど小アジアが原産地のオクロレウカ(長大アイリス)の葉は経夫しく肉厚で丈夫な上に、長く伸び上がる姿には勢いがある。花は茎が柔らかいためか、あまり出回らな和則いので葉だけを組んで生花にする例として、親株にオクロレウカ、チ株に洋種の苅話木で株分けにした。オクロレウカは兵、副、胴、留を葉三枚で葉組みをして、控は二枚で若い株の姿にしている。丈高く組む真や副の葉は、それぞれの流れに添主主選ぶのが難しい。元の株を一しんそえどうとめ度ばらばらにはずして、葉のふくれた店を表にして並べ、葉先の爪の向きが内向きになるこ枚の葉と、その聞に素直に葉先がのぞく中葉を選ぶ。中葉の葉先は長い方の葉に爪が向く。均妥は花二本で真と副をつくり、留は葉のみとした。8 実

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