テキスト2001
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花型真型花器青竹す筒若松の生花は新年あるいは婚礼等に飾られる生花で、正式には雄松の若枝七本を青竹の寸筒にいける。真の花型で若枝の勢いを現わし、水際をやや高めにして白紙を巻き、金銀若松もしくは紅白の水引きを結んでの薄枝に置いて飾る。なお当流では寸筒の高さを九す(幻佃)とする。食休校の枝どりは写真@のよ、つになる。真は花器の高さの三倍に器の深さを足した長さに切る。副は真より寸筒一本分(幻佃)短かく枝どりして、この真、副の枝を基に他の役枝も長さを決めていく。次に水際の葉をきれいにとりのP〉\。の字に携める。見越と真囲も、真と一本づっ実際に器に入れてみて器の口からロ佃程の高三まで葉をとりさる。のうしろ、真囲は真の前に添うようきれいに葉がとりのぞけたら、真から換めていく。真の枝を器に立ててみて器の口から枝先までの高さの半分のところを覚えておいて、その少し下から少し上までの問で「く」同じ高さのところで撲め、見越は真にしておく。副と胴は松葉をとりのぞいたところの少し上で撲めておき、留と控は松葉をとりのぞいた際で捺めておく。手順としては、@1副を入れ、2.隣に胴を入れる。③3.見越を胴の後に入れる。。4@6.留を胴の横に入れ、.真囲を入れ、5.真を入れる。を真のうしろに入れて横配りでおさえ、白紙を巻いて水引きを図のように巴結びに結ぶ。7.控4

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