テキスト2001
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η−うぜっアフリカン和則黒と赤茶色のうろこ模様がびっしりと描かれた花器(陶製)に、アフリカ及びその近隣諸島原産の三種類の花をいけた。中小uに立ちのぼっているのは、アフリカ原産(と考えられている)の葵科の植物で、金剛はロゼlル(紅葵)。熱帯地方で広く栽培されており、多汁質の苗すからジャムやゼリl、シロップなどがつくられている。又、アメリカではロゼlル酒という果実酒をつくる。g,真の赤い花のように見えるところが専で、茎も赤い。赤いロゼlルを包むように放射状に細い葉を広げているのは、おなじみのドラセナ・コンシンナで、前、中、後に三本挿している。これはモlリシャス島(アフリカ大陸の南東、マダガスカル島の東)原産の龍舌に赤い縦縞が入っている。ドラセナ・コンシンナにはベ紅にふ覆〈り輪んせ千んね年ん木ぽ〈の和名がついている。花器の口元に挿しているのはリュウカデンドロンの一種で、明るいクリーム色の花弁のように見えるのは先端部の葉で、その中の丸く赤い部分が花(の集合体)である。この仲間はヤマモガシ科の侭示から高木で、南アフリカ原産。これら三種のアフリカの花を見つめていると、なんだか喉が渇いてきた。ロゼiル酒とやらでぐびっと一杯やりたい気分。ん蘭ら科の常緑小高木で、細長い葉の縁3

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