テキスト2000
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えんじあじさひいろ色を習う〈表紙の花〉この作例に使ったカーネーション濃い臆脂色で、花屋にもあまり出まわっていない品種らしい。アンスリュlムの赤もカーネーションの色に近く、赤二色ではあるが淀みのある配色である。赤と一口に云っても様々な色相がある。日本の伝統的な色名の赤系の色では、明かるい方から朱色、緋色、紅色、牒脂色と濃くなって行く。この盛花は四月の末に写柔にとったのだが、その写真を見て、先日倉敷の泉会いけばな展で同じ花をいけて出品してみたいということで、この色のカーネーションをお探しになったがなかったらしい。そこで代りに色の近いガーベラを使って同型、同配色のいい盛花を出品されていた。いけばなは形を習うのも難しいがそれ以上に色を学ぶのが難しい。同種の花でも僅かな違いが他の花との配色や背景の影響で大きく変わってしまう。常々花の色はよく見て深く感じとっておかなければならない。花材カーネーションアンスリュlム紫陽花花器白色柏水盤リムモウ(モどム人Eンとうの手でス主美容Z量カゥを1~ラ乙は乞デロじとィカめるウンと八ムアし2な‘て頁どアセの里ンロ花芋スウ〉2

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