テキスト2000
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家庭の小品花和則汗ばむ季節。部屋の一隅に爽やかな花を飾って目から涼感苧』味わいたい。そんな時には、染付や呉須赤絵などの、白磁素地に文様が描かれた花瓶をよく使っている。特に日常気楽に使うのなら、絵付の少い白地の多いものがいいだろう。茶の間のサイドボlドの上や、食車の上を必要に応じて移動させながら楽しんでいる。作例の染付は普段使いには少し文様が多ので少しあらたまったしつらえをして置いた方が良さそうだが、6月なら玄関や床の間の小品花として季節の百合と板屋楓とか、鉄線と紫陽花といった組み合わせが考えられる。写真撮りが四月だったので紫陽花のかわりにピパlナムを使っている{丞挺の小品花は毎日水切りをしていけ直すところに新たな楽しさもある花材鉄総ピパlナム花器八角砧染付Zcる5

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