テキスト2000
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Lょ弓しんそえVかえみこしのきしんあ必もじ小品立花二瓶桃室長具上)花型立花行の草花材桃裏白の木花器白粕陶花器高さ日畑、横春の花木は立花の主材によく使われるが、小型の立花にすると枝先の花や葉の表情も身近な優しい感じがする。枝のどこを立花のどの役枝にあてはめようかと、あれこれ考えるのがとても楽しい。mH畑和則五葉松赤菊白小菊まず枝の天地をよく見極めた上で自然にある姿に枝を持ち、そのままいろんな万向から眺める。投入や盛花では枝を少し自分の側に傾けて、葉の裏を見せないようにするのが普週だが、立花の場合は正真(作例では菊の位置一)のあた打手』中心に四方へ役枝を振り出すので、おのずと枝の見方も投入や盛花とは違ってくる。先てくをれ前またえ置とお(き回どザ水つ際。一前互本にの、五中葉程松をの胴枝ん真しに使った桃はもともと横枝だったので枝先を姿のままに左へ除真に出し、残りの下の部分で副、控を左め斜前め方後の方う請へけにえ出ん出すじし。、裏正白の真木には牒十脂伺斜色の菊を入れてからその右後方にも裏白の木の小枝を見越に出す。五葉松はややくすんだ緑の細く短い葉が密に生えているので、配色の点でも大きさの点でもしっくりいっ(正真の前)に、残りの下枝を流枝(水際右方)に使った。最後に白い小菊をあしらって他の色を引き締めた。うに考、えた。一文字花型立花行の行花材青文字若松フリージア小菊花器藍紬香炉高さ7叩青文字もこれくらい花が咲くと、春の陽の温もりを思いおこさせる明るい美しさを感じることができる。ただし、取り合わせる花の色は意外に難しい。フリージアの鮮やかな黄色と若松の緑、それに小菊の白をあわせて青文字の淡縁日色が生きるよ(写真下)小品立花にはある程度の細かい仕事が必要となるが、親しみゃすさがあり比較的長く日持ちがするのでこれからもご紹介していこうと回仙う。う11

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