テキスト2000
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銅の平鍋〈9頁の花〉和則洋菓子づくりに使う銅の平鍋を花入れに拝借させてもらった。直径Mm深さ4mで、数日前に大好きなリンゴのタルトをこれで作っていた。リンゴの替りに山帰来の実を鍋に載せ、ラッパ水仙を五本のびやかに挿して、下に木の鍋敷きを敷いた。花材ラッパ水仙山帰来花器銅製平鍋ガラスの小鉢八日頁の花V和則こちらも洋菓子に生クリームを皆の好みの量だけ添えてもらう時などによく使、ヱ亦いガラスの小鉢で直径日価高さ7m。直接底に剣山を入れると見えるので一回り小さなガラスの小鉢を重ねることで剣山が宙に浮くように工夫してある。白地に淡い緋色が鮮やかに染まったシクラメンの花を3本右寄りに挿し、シクラメンの花と重ならないように青麦の穂だけにしたものを、っしろに短く集め、シクラメンの葉を剣山が見‘えなくなるように口元に挿している。窓辺や電気スタンドの横に置いて、光の加減でガラスの色あいも花と共に楽しみたい小品花になった。花材シクラメン青麦花器赤色ガラス小鉢崎努あi,l;jじ9 庭号の守柏2り撃ば器奈〈11 ー頁月m<J花rp V 気和の則

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