テキスト1999
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うめも炉、1レ幸せっ。梅擬花型草型副流し花器青磁深鉢梅擬の生花は、枝を手にとって、棋元から枝先までの枝の線を日で追って、どの線が兵になり、真に見合った副にどの枝をあてることができるかを頭の中で設計することではじまり、それで八分通りでき上がってこの作例の花型は副流しだが、真と副は一本の枝でできている。梅擬は折れやすいので何本もの枝を副、胴、真園、見越と撲め合わせて一本にまとめるのは困難である。テキストの一九六八年十二月号の十頁に、三卜.年前の私の梅擬の生花の窄共がでている。但し水際部分だけで、そこが治北の赤山神社の雰開気を感じさせると、早朝の境内の写真をそえた随筆を先代は書いてくれている。全く下手な生花だったが父は反してはいなかった。7 n

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