テキスト1999
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花型副流し(草の行型)稽占用の様より少しひねた癖の多い横でいけた副流しである。通常より長くとった副(破)にバランスを合わせるため真(序)の枝先をやや右に位置付けた中級向きの作例。更に進むと左の図のような枝先が枯れ、苔のまわった棋を使って草の草・型をいけてみたくなる。こういう棋になると枝振りに合わせて花型を考えなければならない。図は四年前にいけた棋の古木の写生図である。花器金条文褐色紬深鉢7 模

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