テキスト1998
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もろこしZ7’U−』’叶ωにEてO江口oωFaFωとい、つふ笠別がダリア〈表紙の花昨年の秋、ドイツの友人が、お土産にとダリアの球根を持ってきてくれた。ドイツのダリア、どんな花が咲くのだろうと袋を調べていると、ついている。どうやら日本から輸出されたダリアらしい。ドイツ語の説明では日lmmほどの白い花が咲くらしい。友人の好意と、里帰り、ょうこそと植えてみたが、立派な茎が1mほどに伸びたのに花芽もつかず、未だに庭の一隅でぼんやり立っている。作例のダリアは、デコラティブ咲きの一品種で、昔「村娘」とかよばれていたのによく似ている。約三万種もあるダリアのうち、切花用に栽培されている品種はそのごく一部にすぎないが、これからピンクやオレンジ色の大輪種が出始める。葉の弱い花材なので扱いに十分注意しなければならないが、古くからの水揚げ方法として、水切後、熱湯に切口を213分ひたしてから深水につけておき、よく水が揚がってからいける。褐色に色付いた照明黍は秋らしい自然調ないけばなだけでなく、ガーベラのような派手な色の花ともよく合う。そして乾燥させておけば様々な使い途のある花材である。花材ダリア到黍花器灰色紬花瓶lvV2

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