テキスト1998
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盛花基本花型斜体副主型は斜体の中でE事もよく使われる花型である。とくに椋枝であることの多い枝物花材は殆ど斜体副主型となる。右の略医在に従って、な七なか竃au、zeか透L百申合、鳴子育合をいけてみると上の作例のような花型となる。この作例写真の各枝を図解②で示した。ぬ斜体副主型副主型の場合には、横枝のう丸J最も形の良いものを選び、作例では七竃をぐらいの長さにとっている。ω仰次に真は立ち枝をω仰に切りとって副の後に直立させる。次に副@を副の添え枝として挿し加え真にも同様に真②謀、える。胴にも七竃を使う。胴の枝は却価ほどにとって左斜前に突き出して鳴子百合の葉で水際をととのえる。留は透百合を却価ほどにとって前傾させ鳴子百合を右鐙別にのぼして形をととのえる。中間の透百合はお叩ぐらいで、やや十知新前に傾ける。控は中開の奮を中間より少し高くとって右に七竃の小枝をそえた。以上で出来上がるのだが、五月は色々な若葉の枝物花材が豊富に出まわるので、それを利用して盛花の斜体副主型を稽古するのによい季節である。7頁の花ν斜体副主型と同じ花材を使った投入の自由花型花材七竃透百合(黄、オレンジ)花器チャコlルグレイ耳付花瓶この投入では七竃と透百合の本数を多くしたので水際の形をととのえるための鳴子百合は使っていない。自由花型だが、大体の形は斜体となった初夏の一瓶である。〈6

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