テキスト1998
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こでま句小手強花型草型番蒜副流し花器胡麻竹三つ窓寸筒小手墜は形がとりやすいので、季節には必ず一度は精古にとり入れたい花材である。必要なのはい具、副、胴の三本だけで、留と控は三本の枝の不要部分を切竹J落としたもので充分間に令っ。いけ方の順序として、三本の枝の特徴をよく見て、真、副、胴の枝をきめる。まず真の枝をいけ上げた時の角度で控り、それに副になる枝をそえて握ってみる。そこで真と副がどのような形になるか確かめ、水際の揃い方を見る。更に胴の枝をそえて握ると三枝の形が見えてくる。ここで不要な枝を切りとって三枝を花器にそえてみて高さをきめ又配りに挿し横配りをかける。最後に残り枝の中から留と控を選んで挿し、丁寧に捌いていけ上げる。7 刷

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