テキスト1998
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新世代いけばな展前期出品作ミュlジアムで第2回京都新世代い幻世紀の風流和則日月m日から6日間、京都の大丸けばな展が開催された。京都府主催で行われるこのいけばな展では、他の芸術の作家に会場装飾の面で協力を依頼して、新鮮な空間で花を見てもらう工夫をしている。今回は二人の現代書家(園家文苑氏、高村宗冶氏)に「花鳥風旦の文字を会場全体に配置してもらった。そしてそこにいける花の、全体テーマが「幻世の風流」。諸流派合同花展でもなく、同人展でもない。新しい時代を担、ユ右い世代がのびのびとした環境で、自分自身の花を問いかける場が与えられている。そんな中から新たな「風」が生まれることを望んでのテlマだ。自分とは違ったものにふれたときに心がときめいて震えを感じ、それ11

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