テキスト1998
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かさで咲いた花、という気持でいけてみた生花である。葉組のきまりは守るとしても、花型は自分自身でよく考えてきめなければならない。7頁左の花〉花型真の草型花器かいらぎ粕陶鉢使った木賊は水木賊という種類で陸生の木賊とちがって冬には枯れる。そして陸生の木賊より太く長いので花材として使われるのはこの種の木賊である。終わりに近付いた本木賊に晩秋から初冬に入った感じの杜若をそえて静かな雰囲気を作る。留沈み木賊杜若〈7 官1

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