テキスト1998
110/143

たでは−bたで、らたであいかみ正要原・琴倉・赤まんま〈表紙の花V鴨川は、出町で二筋に分かれ、北北西に湖る加茂川、北北東に湖る高野川となる。その高野川に分かれたすぐ上手の東山芹に琴原町、西岸に教喬町、そして却す原と葱倉を結ぶのが馨倉橋。苦から染物の盛んだった京都では染料としての須長皿も栽培されていたのだろう。家需品は、単に葉とよばれているが、葱科・犬琴属の一年草で、この犬琴属を代表する学名犬撃が亦まんまなのである。赤まんま(犬琴)は、日本中どこにでも生えている一年草で淡紅色の花穂は3mぐらいで、草丈は初j日仰に育ち、六月から十月まで長期間咲いている。作例に使ったのは犬琴を大きくして、花の色も鮮かな大毛組合である。大毛琴は円本の原産種ではなく、インドから中国にかけて野生していたものが江戸時代に渡来し、赤まんまと似ていて、更にそれよりホKが立派で花色もいいので庭にも植えられるようになった。切花用に栽培され、花屋で「赤まんま」として売られているのも「大毛夢」か、その交配品種なのだろう鮮かな大毛撃で、原誕地はインド、中国で江戸時代に渡来し、庭に植えられたりしているうちに野生化するようにもなった。そして現在では切だではよた刊〉、ら2

元のページ  ../index.html#110

このブックを見る