テキスト1998
104/143

は号、きぴu?司』もろこしは今、一もろこし盛花基本花型包斜体副主型斜体副主型はよく使う花型で、五月号でも解説したが、もう一度花材を変えていけ方を説明してみよう。この作例では帯黍(帯濁黍)を主材に使っている。円一山黍は高さlm以上に育つ稲科の草本で茎の上部から細い穂枝が多数出ている。これで帯を作ることもあるので得黍とよばれている普通その姿なりに高くいけて立体花砲に用いることが多いのだが、支七を短かく切りつめると、実の重みで前後左右にひろがる。作例の副の場合、左斜前の万に傾けて挿しているので、穂は全部その方向に垂れる。こう使えば斜体にもいけられ、又耐を大きくとって副主型にも使えるようになる。真は副の後で直立させている。このような形の穂の聞いていないのを直立させるとしっかりした真とすることができる。この場合、茎を直立させておくことが大切で穂はあまり開いてないものがよい。或は少々開いていてもよいが岡⑤のように穂を左右均等にひろがらせておくとよい。ω副||帯黍一本ω胴||白菊二本旬開||梓妻、短かく三本と留の押さえとして低く鶏頭一本ψ中間|鶏頭一本日雇||鶏頭一本花捺濃紺創作コンポート以tを奮す順にいけて行く一本9 ω真||帯黍(帯萄黍)

元のページ  ../index.html#104

このブックを見る