テキスト1996
27/140

鳴門の蓮根阿波の国を西から束に流れるよ日野川は水量の盟かな清流である。昔は徳島市から鳴門にかけて河口は大きな三角洲を作っていたのだろう。今でも多くの水路が残っている。そして上流から流れてきて堆和した厚い粘土層が連根の栽培に適しているので名産地になったのだそうである。二月の錦木会に自分達で育てた法ム門や注根を使ってみたいということだがどんないけ花が出来上がるのか楽しみにしている。蓮は下の図のよ、つに地下茎の節から花や葉がのび上がってくる。そして美しい花と葉が高々と池の面に立ち上がる。辿は力強い植物で管理がうまく行くと、春に柏、えた一本の注恨が一年のうちに二千本にふえるそ、つである。写兵はロ月中旬の収穫期に・扇藤さんと仲須さんの作業場を見学した時のものである。11

元のページ  ../index.html#27

このブックを見る