蕎被種挿鶏頭・小菊花型行刑‘花器貫緑紬方形深鉢静夜に限らず草花はきつく撰めれば折れたり水揚げが悪くなる。そこで、その花の僅かな自然の曲がりをよく見きわめていけて行くのだが、留だけはそうは行かない。作例はかなりきっく境めているが実際にはもっとゆるやかな境め方でよい。花型行型花器煤竹寸筒鶏頭も殆ど境めのきかない花材である上に、葉の水川怖がよくない。茎は全体を暫く大きく湾曲させておくと少し癖がつく。留に鶏頭は無理なので茎の柔かい小菊、或は日頁のように着勢等をそえるとよい。二種挿真8
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