テキスト1995
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除丹、−L真A花型夏の水もの花村として河甘はト内くから使われていて、立花では辿や社若の前置によく使われていた。京都でも版協泌をはじめ、廿は方々にあった沼沢で季節がめぐってくれば一斉に咲き始めていたのだろう。そして河骨と共に水辺の花として辿や杜若ともほぼ同じ頃に咲くのでとり合わせて使われるようになった。だが水陽の難しい花材なので占来色々な扱いが伝一書に書き残されている。当流でも水防薬として数極の薬草を煎じて、それを水防ポンプで茎から注入していたが、現在では酷椴鉛を使っている。これはかなり効果的な水防薬で河骨だけでなく辿にも叩いている。水防薬を茎に注入すれば、かなりもっとはいうものの、もともと水晶げの悪い花村なので、いけている途中で何度も挿し直したりして花村をいため、その上時間がかかると萎れはじめる。従っていける前にしっかりと完成した時の花引を怨定し、手順をよく考えてから一気にいけ上げなければならない。の場合、水防げを終ってから大体一時間少しで完成させている。花器立てた作例ιの①②③④⑤ 副胴留控花型一種株分け姉染付の花器が好きだという人は多い。私も好きだが、何故か反によく使っているようである。硬質で白い地肌に紺色という謀、色で絵付けされた感触はクールなので山涼感をとくに求める季節のいけ花に向いた花器だと思う。作例の株分けでは、兵と副に糾滞留に杜若と三体で主的慨を作り、子株の睡連は真には開いた葉に巻葉を加え、副は葉と花、胴も同じく花と葉、留と控には小さい走り葉をあてている。蒲の葉は薄とくらべてみると丈が長い上に巾がせまいので、葉先が垂れ下がらず上にのびる立姿が良い。普通の緑一色の蒲は水辺で彰配している生態をとって真副側だけで五本から六本使うが、縞蒲は少なく使ったい力が紛の美しさを強調することができる。時運は花一一輪と巻葉一枚の他に点、副、留の葉と略してもよい。染睡よ杜1縞置の付蓮;t若~iili1'花種〉い手作斑けσ〉生花材5爪頁νノ5 花I\t

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