テキスト1995
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第三日開郵便物認可桑原咋澄流いけばなテキスト抑制号1995年6月l日発行(毎月1凶l日発行)桑原作暖流家記党行四方正面花材グロリオiサ部ル微(武・白)花山市白色利水税私の家で来容が大勢集まる日には朱塗の大きい丸テーブルに四方正面の花をいけている。花をどの方向から見ても形良くおさめるというのはかなり難しい。県巾としてはどの花にも民とぷがあるということで、とくに技物化付ではそれがはっきりしているものが多い勺柳を例にとればよくわかると忠、つのだが、当柳には必ず右に振り出した万が形の良い枝と左に向けたい枝との区別がはっきりしている。従って四万正面では一一伎を両側から口凡られることになる。校物化付と平化をくらべてみると草花矧のむか、そして切花として紘泊されたもののHが長ぷがはっきりしていないようであるということになると、四万正面のいけ花は草花類を使った方が良さそうである。作例を実際にいけて飾ったのはH−取初にAいた朱喰の九テーブルなのだが、テーブルの色、同凶の色調、そして集まる目的を考厳に入れて配色に主点をおいていけkげた盛花である。グロリオーサの燃えるような亦に対する白書蔽の鮮明な対照を黄笹山微で柔らげ朱のテーブルと花の聞を白い花器で区切った飾りいけである。定価五Or一円

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