テキスト1995
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黄カラ!(勢市他紙苧)花型草型副流し賞カラーの咲く季節になると、毎年のよピフに生花にいけてテキストにのせたり稽古に使ったりしている。白花海芋も自然開花は六月頃なので生花に使いたいのだが、冬の聞から温室栽培されている白花海芋は李節感も合わないが、業が弱くて生花には使えない。地植えされた白花海芋は初夏に開花するが、温室栽培されたものと違って、花や花の茎が細く締まっていて色も濃く、生花に使える。そして花の季節だけでなく、赤い笑のできる初秋に、夏を越した葉といけ合わせたりもする。作例には鉢植えの貰カラーを使っているが、仏炎琶のような葉が花と一緒にのぴ上がった株を真と真囲に配して、やや変調気味にいけ上げてみた。黄カラ!の花は長もちするが、葉が二、三日で茶色くなってくるので他の花をとりあわせ盛花に変える。花器淡紅粕コンポート9

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