テキスト1995
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日たいりけ勺とうは斑入月桃蕎被花型二種挿草型副流し花器濃紺粕時現縁水盤作例に使った月桃は矢羽根状に純白の斑の入った美しい月桃である。葉の長さは昔よく使われた此斑月桃生花に使うのには丁度良い長さでゆるくカーブしているので、それ程きつく携める必要はない。斑入月桃にとり合わせた蕃蔽は少し大きいめのミニ啓一微である。色は白に近い肌色に少しピンクのまじった美しく、葉付の大変良い品種である。おそらく近年に栽培が普及してきたミニ笹薮なのだろう。斑入月桃は真と副に使っている。茎の左右に拡がった葉には前後に適当な幅があるので見越や真囲を挿し加える必要はない。だが胴にはその幅が邪魔になるのでミニ替彼を胴に使った。濃紺の水盤に一杯水を満たしていけると端正な姿で上品な配色の生花として六月の部屋を飾る。J重I]メとこよは初り代小前さく後で、あmrぐる。らいで茎の長さ8

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