テキスト1995
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真丹花型行型種挿花器焼締横長深鉢札北町山は沓が開いてから大休四日間ぐらいで散るが、切花はその半分の一一日ぐらいしかもたない。そして水揚げが悪いので切口を炭化するまで焼いてからいけなければならない。春のいけばな展で和風な古典いけばなを出品する場合、牡丹が必要なことが多い。出品期間が=百聞で三本の社丹を毎日美しく見せるためには十輪ぐらい用立して毎朝調チの良いのといけかえる。だが花は何とか美しく見せられても葉まで生き生きとした勢いの良い姿にまとめるのは一層難しい。切花として売られている社丹の葉は傷んでいるので、できれば庭に舶えられている牡丹の葉をそえ、豊かな緑の上に花のあでやかさを強・謝したい。図解では茎の線をわかりやすくし、副、留の葉先までの長さを示した。ヰ土10 マト

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