テキスト1995
48/146

−h 朝日葉蘭無地の葉蘭で生花に使えるようなしっかりとしていて、大葉から小葉まで揃えて一把に組まれたものは少なくなってきた。これなら使えるか花型副流し花器焼埼花筒一種持なと思って買ってきていけてもすぐに萎れ形が崩れてしまう。その代りに良くなってきたのが朝日葉舗である。以前は葉が短いものだけしかなかったが、近頃では無地の薬品川に近い大葉から小葉まであり、店によっては一把に大中小と組んでくれている所もある。この作例の朝日集繭は真に使える葉の長さが少し足りなかったので、通常点の高さを少しおさえて形作る副流しにいけ、小葉を留、控の側にまわしていけ上げた。8

元のページ  ../index.html#48

このブックを見る