テキスト1995
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山菜英山菜英は生花の材料として、初心者にはすんなりとした若枝で基礎的な花型。長年稽占を重ねているうちに段々と変化の多い古木のいけ方に花型副流し花器煤竹す筒一種挿ヲ@。創意を生かしてみたくなる花木であ初歩的な若枝を使っていける場合でもこの花材の出生に応じて真を普通よりも高くとる。それに合わせて副の長さを校先から決めると大変細いものになって弱々しくなる。そこで副は真と同じぐらいの長さの枝の中程から下を使って図①のように枝どりして、その後から細枝の枝先をそえる。作例はその要領をわかりやすくするために草の花型の刷流しとし図②のよ、つに細枝を組み合わせている。このようにして作った副に点、点囲、見越等を挿し加えたのが図③である。昨年の三月号に若伎を使った法本的な留流しを4民に、枝振に変化の多い左本で草の草引の山山部ルを持出帆しているので参与にしてほしい。5貞には5

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