テキスト1995
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hvhr’〉、〈5頁の花〉花材小手強そして③の使い方を枝物花材に応用した例としてはテキストM号で協屋楓の葉を全』部前面に向けてルレ|ブをとり合わせた作例もあるので参考にしていただきたい。紀和酌花器耳付黒色紬花瓶テキストでは毎号、自由花と生花に共通した花材を使っていることが多い。例えばアカシア、小手留、ラッパ水仙、臨京、チューリップ等、花木と草花とを今月号に使っている。先代に生花にも自由花のよ、つなのびやかさがなくてはならないし、自由花にものびやかさと同時にぴんとしたしまりがなくてはならないとよく云われた。云いかえれば生花にも自由花にも品位と大らかさが必要であるということだろう。目的地はまだまだ遠そ、つである。空の色も明るくなり、桜をはじめ花ポものが咲き揃う季節になってきた。そして花木もの同志をとり合わせる機会も多くなってくる。その一例として小手笹と朱木瓜の投入をとりあげてみた。春の花木は花が咲き終ってから葉を出すものが多いが小手控や雪柳は葉は少なくても花がかたまって咲くので水際がまとめやすく花色も白いので他の花木との配色もよいので多用できる花材である。5

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