テキスト1995
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第三俊郵便物認可桑原専度流いけばなテキスト捌号1995年日月1日発行(毎月1回l日発行)桑原専向底流家元発行「はな会いけばな版」花材枯向日葵葡萄花器矢野款一作「追憶」アンスリユlムキウイ蔓この出品作には「はなちゃん主に乗る」というテーマがつけられていた。はなの初めてのいけばな展への素子のプレゼントなのだが、花器の亦く渦巻く気流の上で、赤い服をひらめかせながらどこへ向かうのか、はなと社中の人が主の上に立っているよ、つに見える。このいけばなで感じることは色彩構成の良きである。色も強いが花型を構成している花村や花持の調子も川拘くない。采らかい感じをつけるのは的仰の淡紋だけなのだが、使われている量が多いので乾燥花材に艶をもたせ、アンスリュlムをより水々しく見せる働きをしている。このようないけばなを作り上げて行くkで大切なのは、神して行く北村の一本一本をしっかりと同定させながらいけ進めて行くことである。まず枯向日葵から挿し始めたのだが、一本目は花器のぼに置いた剣山にしっかりとめ、化慌のけの滑に一本波した配リ本にしっかり柄リつけ、二本目を挿し加えても動かないようにしてから三本目以下もしっかり固定して行くと向日葵の茎にキウイの笠を巻きつけても形が紅わない子聞を符くと化引も乱れ始める。定価五OO円桑原素子.... 圃』ー−

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