テキスト1994
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観葉植物交挿花型行の草型花器濃紺粕耳付コンポート花材フイロデンドロン二種マンザニ!タ(支柱に)夏の問、里仲子科の観葉杭物の鉢植を買っておくと葉だけは勿論のこと、茎ごと切っていけても次々に葉が出て茎も伸びてくる。そして晩秋から四月頃まで成長は止まるが暖かくなってくると又葉がふえ、茎も伸びはじめる。観葉植物は普通、葉だけを使って生花にすることが多い。モンステラやフィロデンドロン・セローム(入手蔓)ではテキストでも度々掲載しているが、小型のものなら茎ごと使えばいけ花展に出品できるような生花を作ることができる。作例にはフィロデンドロンを二色使っているが、グリーンの訂正状の韮はそれ自体では立てられないのでマンザニ|タの小枝にからめている。木肌の美しいマンザニlタはこのような生花の構成の一部となる。11

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