テキスト1994
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な会場装飾しか考えられないが、流展では向由にデザインされた花席を作ることができるので、個々の出品作にもその流儀のいけばなの良さを一聖天しく発搾できるのである。そして大切なのは花村なのだが、良い花材を手に入れるためには腕のすぐれた花屋がなくてはならない。良い花屋というものは、私達花道家と一緒に成長して行くもので、私達のいけばなを点剣に見つめていてくれる化出は、内分の集めた花をどう生かしてくれるかと期待してくれているのである。勿論、自分で山や野を巡り歩いて嘉晴らしい花村を凡付けてくることは花道家の第一少でもあり、円然の観察は終生なおざりにしてはならないが、花屋を大切に育て、①lAψまでは開催中の会場の山…今回も花席のデザインには色々な工夫をこらした多少むつかしい花府もあったが、会場全体の附成はそのような花席があってこそ生き生きとするのである。花をいける者の喜びが卒直に、そしてその表現力が洗練されたいけばな展の会場は、入れただけで優雅な感動に包まれる恥連全保呼慶流のいけばな展は毎回そのようでありたいと願っている。今回のいけばな展では記録写真を多数とったが、その一部を利介してみよ、っ。長だが、この4枚と⑤ームデまでの2時頃までかかった。⑬は会場の奥に作られた花材置場だが、連日京都から保冷車で送り込まれる花材の整理も大変な仕事だった。⑫は点京からこられた外務省の佐藤さん。⑬、Oは仙波とよfのそれぞれの大作の前で。文面中央の写真は同店のポスター。岡山中心の山陽本線や四国行一歩足を踏みのJR全車に吊られていた。附山市での桑原咋度流展は今回が始めてだったが大変好成析をおさめることができた。今後より以上を目指すためには今回以上の努力が必要だと思う。そして会場設営に特別な労力をかけて下さった尚山屋の皆様、ぷ附らしい花付を集めて凶いた花屈さんに御礼を山口川者と共に申し上げます。. ⑤ ⑫ @ 7 。

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