テキスト1994
68/146

貰素馨二瓶飾黒色粕耳付花瓶・淡茶色紬扇平花瓶黄素特には馨りはないが、芥油をとる素馨(ジャスミン)の仲間である。単に素馨とよぶと、それは白い花の咲く芥料航物のことである。又拠即時と賞素韓が混同されていることもあるが、黄梅も木犀科の素馨属の半蔓性値物で、開花は二月であり、黄素替は五・六月である。仙以来馨は横伎が多い。従って生花にする場合副流しに向いた花村であると云える。作例も副流しに枝取りしている。開花期の黄素馨は葉の若緑が美しい。その禁色をひき立てるには作例めような濃い亦紫色の有薬も良い配色となる。二瓶飾にしてそれぞれを無理なくいけ上げている。J/リベ汐花花器刑9~ 薬:4

元のページ  ../index.html#68

このブックを見る