テキスト1994
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柳一種挿花材亦芽柳花器煤竹す筒花型行型右の写真は稽古で十五本の亦芽柳を使っていけてもらった生花を手前一しする前に万水際も締艇に揃っていて、いけ上がりはそれほど悪くないようだが、よく見ると真の枝先が右に振れすぎているので見越の線まで境め戻さなければならない。真の線を左にょせたなら見越、真凶も左にょせ副も少し闘かなければならない。そのよ、つに修正した花引を想像してみると八本使った真、副、胴の姿はよくなるが留側に七本使っているので留側が少し強過ぎるような感じがする。その上点の枝先を左に振ったので具、副、胴側の形はおとなしくなっているので留の大きな曲線とも合わなくなる筈である。そこで振り戻した点側に三本加えて十一本にし、留の曲線を少しのばして留の沈みを一本伸し加えて計十九本に山すと左側の凶となる。μにとったものである7

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