テキスト1994
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第三極郷便物認可桑原尊慶流いけばなテキスト抗号1994年叩月1日発行(毎月1回1日発行)桑原専慶流家元発行蔓梅擬花型種伸草の草型花器鳥の子色粕花瓶この作例は、いけばな展出品作の参考にと思っていけた大型の生花である。いけばな展の生花では用いる花材の特色をはっきりと打ち出して、その存在感を力強く訴えたい。行李慨のように細校を多数使って大型化して技巧の冴えを見せる生花もあるが、他の枝物花材は細伎を数多く使って大きくいけてもあまり見映えはしないものである。作例の斐似艇のような太枝で、まず考えなければならないのは、亘nMの配分である。この蔓悔挺の副は枝先まで実が沢山ついていていけ上がりより右に枝先が向いていた。物理的な安定をはかるため校のMから先を写真のよ、つに左斜下に下垂させているが、実際の枝ぶりよりも蔓梅擬らしい花型にいけ上がった。定価五OO円蓄被ノー

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