テキスト1994
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囲模花型留流し花器煤竹寸筒この生花の作例では、七本束を使っているが棋の一枝には下の方から二本、三本と分かれ枝が出ていたり短い分かれ技が多数ついているものもある。従って七本持てばかなり多くの役枝を作ることができる。作例では、真、副、胴、留、控の他に①真圏、②見越、③副の沈み、④胴の沈みと、留側には安三本、@⑨留め沈み二本、⑬8総控の沈みの十校が加わって合計十五校でいけ上げられている。留流しの場合、留側の枝数が多くなるが総囲は一枝の下部に対い枝が図のように枝取りして使えばしっかりした総囲ができる。一一一i五本ぐらい出ているものを左の6

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