テキスト1993
94/145

一切州川夏櫨桔梗花器二瓶飾り胡麻竹三つ窓筒夏艦は素直に育つた技は少ないが、作例に使ったのは細いが奇妙な曲がり万をしている。小低木の夏櫨は育って行く過ねで隙々な障碍に出合った徴を姿として残している。真に選んだ校は二重に曲がっていたがその枝の形のまま素直に挿して葉をすかせ小枝の曲線をととのえただけである。二瓶飾として同じ本勝手の桔梗を副の下にそえた。二瓶飾の副瓶は普通留側に勝手を変えて主瓶と合わせるが、意匠的な二瓶飾の場合構図をよく考えて変化を求めてもよい。但し作例は昔からあった型式でもある。4vr【守、−,〆、、ah’i l’ag 8

元のページ  ../index.html#94

このブックを見る