テキスト1993
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づ令。作例はい具、副、胴、留に五枚ずつ業株の配置vf一三花器褐色粕水盤本側花型行型若動は五月の花で、今月号には月遅れかもしれないが、花材として促成栽培して売られるよ、つな花ではないので、庭や野山に咲くのを待って向分で摘んできていける花である。この一瓶も庭に咲いた若義二本と足りない分を師範の古田慶史君の家の庭で切らせてもらっていけたものである。著義はご存知のように開花した株の端の古葉は枯れかけているのでその姿を出生として枯葉をまじえていけることになっている。葉はなるべくそのままで型におさまりやすい葉株をえらび、兵中の三枚を残して両端に低い葉を二枚そえ使い、副の沈み、留の沈み、控に三枚組を挿している。花を真、副、留の三伎に配し、広い水面に砂利を沈めて風情を見せた。ノ6

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