テキスト1993
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蓄被花型花器昔、臓のある他物は縁起を担いで敬遠されていたがっ長存」とよばれた中国系のほ凶僚だけは別抜いとして占典に使われ、祝がにさえ用いられていた。現トれでは洋店内の事一胞な持械が主流になったが、松ととり合わせ、「a小左長存」というテーマでお正月の花として未だにいけ続けられている。作例にはヒンクの持依4本を点、カーネーション行型二種押淡褐色コンポート見越、副、胴に配し、留、総囲、控に小輪の白いスプレーカーネーションをとり合わせている。笹山微は傍めると水を下げるし、カーネーションは折れてしまうので僅かな茎の山がりを最大限に利用して形を決める。そしてできるだけ手早くいけ上げたい花村である。8

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