テキスト1993
130/145

いたどりか去す−h〈8頁の花〉〈9頁の花〉花村ピンクッション・フラワージヤポロフィアの実斑入り虎杖花器濃紺粕深鉢山もがし科(プロテア科)の木の花は花柱がのびてブラシ状になっているものが多い。作例のレウコスペルマムは一般にピンクッションと英名でよばれている南アフリカ原産の花で、他にプロテアやパンクシアも今では馴染み深い花となっている。ヒンクッションの中では学名レウコスペルマム・コルディフォリウムという品種が代表的で花の大きさは、叩でほどになり、色は黄、オレンジ、ピンク、亦がある。作例はオレンジ色のピンクソション三輪を低くとってジャポロフィアの亦い実で色をひき立て、川沈下を斑入りの虎杖でまとめた小品花である。部屋に飾る場合、柔らかで温かみの感じられる配色になるよ、つなとり合わせを考え、あまり重々しくならない形にいけてみた。花材英五の実蓄積(肌色)花器淡青色村三角深鉢一英蓬は北海道南部から南は九州の胞か仙まで分布する白川さ二、一二γの綿菓低木で、白い花のかたまりの美しい対手献もこの仲間である。8

元のページ  ../index.html#130

このブックを見る