テキスト1992
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花型垂体副流し花器煤竹長筒ついこの間、菜か出始めたと思っていた狼取茨か‘もう初々しい翠の実をつぶらにふくらんでいる。猿取茨の実はアップル・グリーンの初夏‘秋口にはそこにはんのりと赤味がさし‘晩秋には艶やかな濃紅色に色変りして行く。生花としてはかなりいけにくい化材で、ます枝か)じ寸一几.14折になっていて真直な部分か殆どないので水際かまとめにくいこと。次に立ち上がらせた真や真囲、見越の枝か実の重みで前後左右に傾きやすく安定し難い。水際は少々捩じらせてまとめても良い。そして立花のように業の繁みで諸枝の振り出しnを囲い控には桔梗等爽やかな色でひきしめたい。さるとりいいう,l みと"猿取茨(山蹄来)'))11

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