テキスト1992
115/140

四・草の行型副流し満作白菊満作のような花材は行の三花型、或は草の真引にいけることもできるが、それでは紋振りは生かし難い。或はお榔艇のような垂体花唱にいけ上げる花村もそれにあてはまる。この作例は草の行唱のうちの副流しの花型で、写真では真の長さと副の長さは同じように見えるが、枝取りの段階では副の方が真よりも叩でほど長くとっている。これから先、初冬に季節が移るまで、紅一Z葉物、実ht物dm、蔓つる物2J町等、色々な花村に恵まれた季節である。稽古の経験を生かす機会も多くなる。自分の気に入った花材を見付けたとき、その枝を手にとって、どのような美しさをひき出すことができるかと楽しいものである。そのためにも色々な花型を教えられたとき、それを充分理解できるまで質問し稽古を重ねてほしい。,t令ιの−』'i9

元のページ  ../index.html#115

このブックを見る