テキスト1991
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やす丁\州/留/杜若撫子花悩株分け硝f• 鉢生花は三枝によって構成される単純な花型である。単純であるということは党え易い筈なのだが実際には単純なだけに胡麻化しのきかない花型である。そして進歩することにその先かまだまだあることに気付く。葉面の稽古は三枚の単純な花叩から始まる。三枚か血枚‘七枚‘九枚とふえてくる間に少し手か上かって二十枚近くを良い形にいけられるようになる。そこで復習のつもりで三枚に戻ってみると良い。何ヶ月か葉闇の稽占を続けたので三枚は簡単に形良くおさまる筈かどうしても思った形に入らないとあせりはじめる。最初の頃より下手になったのではなV、自分の理想とする花型か具体的に分かりはじめる段階に入ったわけで、上達するごとに理想か高くなって行くので、いつまでたっても終点かない。自分の花が良いと自信を持ちはじめたら、そこが終点で、以後進歩か止まってしまう。11 f

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