テキスト1990
98/143

、27カだが斑入頑竹は古典的ないけ花に八表紙の花>野生の藉竹(暖竹)は縞目かなく214Mの高さで海辺や河口の河岸に突っ立っている。いけ花に使う白い給の蔽竹はヨーロッパ原産で明治初年に渡来した品種だそうである。………とすれば斑入り藷竹は洋花というべきなのだろ使うと、いかにも昔から季節の花として使われていたような仔いを感じさせる。水々しい上品な色相なので、和花ばかりでなく派手な洋花をとりあわせてもしっくりと落ちつかせる。葉は大きくひろげ、その中に黄色のグロリオーサを群からせたが色か淡いのでかなりの箪が必要である。花材声mグロリオーサ(黄色)花器陶黒色扁壷八2頁の花>里芋をそのまま大きくしたような不喰芋属の蚊大級のものは高さが3M‘葉は1Mにもなるそうである。最近私はいけ花展にも時々使っているが水揚げもよく‘撓めもきくので大型の古典いけ花にも扱いよい花材である。とりあわせた花はハエマンツス・カテリナエで彼岸花科に屈し、この種の小型のものを線盃花火とよんで� 0 だんちくくわずい、3

元のページ  ../index.html#98

このブックを見る