テキスト1990
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あやめ〈4頁の花〉花材アルストロエメリア(黄)静一勧(濃赤色)クロトン花器褐色陶コンポート花器の暗い褐色、濃赤色のパラ、濃緑色のクロトンには白斑が入っているので少し明るく見えるが、この三色が低くまとまると、かなりの重みを感じる。配色としても落ちついた感じである。このとりあわせにそえるアルストロエメリアは軽く立ち上がらせたい。その場合葉はとって細い茎の緑をクロトンの上の方に立て、黄色い花を飛び立つ鳥のような感じにいける。〈花5材頁の白イ花蕃ぱキ〉議らシアアリウム・ギガンテウム花器赤色透明ガラス鉢イキシアは、南アフリカ原産の球根植物で菖蒲科に属している。渡来したのは明治時代で花壇によく植えられており、五月から六月にかけて咲く。花材としては春から初夏にかけてよく使われている。細い茎と葉は直立する出生なので立体花型の真や中間に刊本ぐらいまとめて立てられることが多い。作例には約初本のイキシアを挿しているが、8輪の白蓄破と3輪のギ4

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