テキスト1990
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ぱ人きび俳句Aもジ々、カタラ、〈表紙の花〉膨酔靴、防忠一郎、島常手、献耐と童閏くと大普から日本にあった野菜のように感じる。南京豆(落花生))蕃茄、ジャガ芋を漢字で書くと唆唱杷芋Lで、トウモロコシは唐黍、玉萄黍、そして南蕃黍とも書くので関西ではナンパとよんで夏の子供のおんつにされていた。この辺になると近世になってから日本に渡来したもののような感じがするが、すべて中南米の五千年の文化が生み出した栽培植物であり、スペインの征服後ヨーロッパを経由して世界各地に伝播し重要な農産物となって行った。玉萄黍は大変種類が多い。先日見た中南米の古代文化展に現地の玉萄黍が展示されていたが賞、オレンジ赤、紫等色とりどりで、形も長細いのやパイナップルを小さくしたようなのや、一本に二色の粒がまじっていたりする。作例に使ったのは小さな紫色の品種で先にまだ雄花の穂が残っている。とりあわせには同じ稲科の萄黍で主に飼料用に栽培されており、その一部が花材として売られているのだろこの二種はドライフラワーとして方々で売られているが、私達はそこに水々しく潤った花をそえたい。よくあうのは茎に葉のない華やかな聞やアンスリュlム、ガーベラ等がよ,Sぴと弓もろこしんよノ。2

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