テキスト1990
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川川けから大阪の鶴見緑地で始まった削際花と紙の博覧会も、当流の出品する八月十二日から十八日は、お政休みを迎えて場内はで、どのバヴィリオンも人で埋めつくされている。沢山の人に当流のいけ花を見て頂花博のいけばな展EEロ同の入場者けるのは有難いが、この期間はいけられる花にとっても最悪の条件下の一週間である。そこでポ伽を主材にした立花を出品した。上の株分けの砂の物は並燃はt一Jr(あららぎ)に酷村を添え、鹿の子百合で正真を彩り、高々と盤、ぇ立つ一位に対して子株は右に雪崩れるような形に落葉松を分けて立て深山の趣を表現してみた。中の写真川、王材は初夏から発押さえたゼ龍で、いけこみ日には出初めたばかりの蜘貯が日に日に緑を深め最終日には立派な親葉にまで生長する様を見たい砂の物である。胴には邸即時前置には航跡、正真には杜若を用いた。5

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