テキスト1989
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わいせいニけ%やいてきている。そんな気候のせいか、今月号は盛花や投入の色が明るくなったようである。表紙の作例は、小品花を二作とりあわせたものだが、二作を並べて飾り、レモンイエローのランチョンマットを敷いてみると、かなりの巾と奥行が感じられるようになる。こういういけ花では、花のとりあわせだけでなく、二個の花器も花材と同等のとりあわせと考えて選ばなければならない。作例では、強い赤のグロリオーサと対照的な純白のスイートピーを使い、根締めの花材を選ぶようなつもりで黒と焦茶の四角い肩壷に、湯呑型の青緑色の小花器をあわせて花と花器を共に暖色と寒色のコントラストを作っている。花材グロリオlサスイートピー花器褐色扇壷青緑色小型花瓶此頃花屋に十種ぐらいのチューリップが並んでいることがある。そういうときには三|五種ほどえらんで稽古に使っているが、水際は観葉植物の葉だけでまとめるか作例のよ、つな棲性のエリカは最適な花材である。花材チューリップ二種エリカ花器ボヘミアングラス水盤上の写真チューリップ・エリカ3

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