テキスト1989
13/141

9Hン以下が小菊とされている。花材水仙航跡大菊菊作りは、中国で始まった花井園芸なのだが、江戸時代以後は日本の方がめざましく発達した。毎秋各地で行われている菊花展に出品されている菊のうち、花径mmHン以上を大菊、中菊は日でから9Hン、その分類に従えば、私達のいけている菊は殆ど小菊ということになってし宇令つ。いけ花にこの種の大菊はあまり使われないのは大きすぎるのと、葉に勢いがないからであろう。作例は大菊を低くとつて水仙と航跡にとりあわせ、大菊の欠点を補った。花器天目軸水盤(黄)大輪菊

元のページ  ../index.html#13

このブックを見る