テキスト1989
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にまんさくえんこ一っすぎが伝わってこない。作例は燃え立つような満作の紅葉に淡紫の松虫草をとりあわせ、今頃山里では、とその風景を想像しながらいけてみた。ごく淡い空色の花器もこのとりあわせにはよく合っているのではないかと思う。べ花材紅満作松虫草花器生花の絵淡青糊花瓶私の描く生花の絵は、まず分かりゃすく、ということを旨としている。だがあまり上手くないので絵としての味わいを出すことはあきらめて生花の正確な設計図であればよいと思っている。そんな生花図だが毎月の研修会のために作ったものが百五十枚位貯まった。いつかまとめて生花の本を作りたいと思っているが、左の図は今月号にも実作をのせた榛の木に千両をそえた初冬の生花である。うま獲猿杉の一種挿で、一昨年の十一月の生花研修会のものである。こういう絵は大まかな線で形がきまれば後は細い葉を丹念に描きこめば良いので割合楽な絵である。寒桜は初冬、束の聞の小春日和に輔されたように咲く花。咲き始めた頃とり残されたように、ぽつんと身を諌めているような風情をいけたい。u 。雨れ葉0 っそにいし小満fてでき作Tい紫くの&の色紅喜カ付葉さわいは1ぃた早とい葉いの花が二が隠大重枝れき活にてなitしい葉νがるのみ。下咲がカfき駈散!JEはけり戊じ抜尽のめけ〈河た、し原紅相[J、に椿の川もが枚上い灰誌にのいか水北柳な玉山が暖がかあか伝らる希う時~-9

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