やまあい註lいけ花に使う榛の木は、実の榛の木ゃしゃぶし胴流し花器紫檀八角筒この生花に使った慌の木は、かなり癖のある枝で、太枝から適度に曲がった短かい細枝が沢山分かれ出ており山聞の傾斜地で育ったものらしい。そこで枝どりに際しても、あまり鋲を入れず、気僅にのびた枝をできるだけ残し、その自然な出生をとどめるようにいけてみた。作例はしっかりした太枝から分かれ出た細い垂枝を長くとって胴流しとしたものである。榛の木は榔腿や駅跡ほどではないが、かなり折れやすい枝物なので、作例では胴の太枝を、真との分かれ口で切り境めしただけで、あとは裏返った細枝の癖直しをする程度にしか手を加えていない。大きい夜叉五倍子で山地に生える高木である。5 高IJ
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