テキスト1988
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ヨーロィックな美しい川、ライン川。A斗民のいけ花の旅では日独親善のためのライン川下りが日程に入っていました。この催しには父も母もオランダでのいけ花のセミナーの最中なので姉と師範の藤原慶陽さんと私が主賓の一人として出席しました。朝早く着物を着て、オランダのケルクラlデにあるロルダック館に迎えに来て下きった森口陽子さんと一lンをとばして、ツのKHOLNにつきました。ライン川の岸には、私達の到着を待っていたロlレライ号がついていてたので早速乗船し、とりあ、えず前の方の席に案内されました。隣にはデュッセルドルフの市長さんや、日本の大使館の方が座っておられるので少し緊張しましたが、窓から見えるライン川、そして両岸にひろがる青々とした森を眺めていると、来てよかったという想いが、ホームシックになりかけていた私の暗い気分をたちどころに明るく変えてくれました。私達をライン川下りに招待していただいたのは、デュッセルドルフ市の生誕七百年の記念行事の一つとしケルン日独親善ライン川下り五OJぐらいのスピードでアウトパッパで、いちばんロマンテ9時必分に西ドイ6月ロ日|桑原はなて、日本のいけ花を見せてほしいという大切な役目があったわけです。勿論お花をいけるのは、姉の楼子大先生ですが、藤原さんと私は介添役として行く必要がありました。そこでデュッセルドルフ市と共催で日本文化紹介行事の責任者の森口陽子きんと一緒に花を買い集め、出席者の皆さんの前でどのような形でいけ花を紹介するかは充分打合わせておきました。船の中には大勢のドイツの方が乗っておられ、いよいよ花点前がはじまると、皆きんが私達の前につめよってこられ、興味深そうに姉のいける手や表情をじっと見ておられましした。デュッセルドルフに住んでおられるそうですが、ドイツの家でド−たイツの花をいけるのも素晴らしいことだと思います。しばらくライン川を眺めながら、おいしいワインを飲み、お食事を頂き、2時頃ケlニスヴインターにつきました。着物を着ていたせいか、歓迎を受けると同時に沢山の写真撮影があり、市長きんや、その辺で名物らしい「ワインの王様」という人達と一緒にジ|デンベンゲビルグス博物館という所へ行きました。そこでは少年の音楽隊がクラリネットを演奏してくれ、そのハーモニーのすばらしきに感銘を受けながらワインとケーキをいただきました。そしてケlニスヴインターの市長が歓迎の挨拶をされ、続いてデユツセルドルフの市長も、日本とドイツの長い交流が更に深くなったことを喜ばれ、これからもできる限りのことをしたいとおっしゃっていましその後、船が出航するまでの問、私達はケlニスヴインターの街をしばらく歩くことにしました。日曜目だったせいか、街はひっそりとしていましたが、やはりこの行事の為、街全体にどことなくお祭り気分も感じられました。着物姿だったので、歩きにくそうにしている私達に、着物を見るのが初めてっていう人が「この町の人はほとんどだと思いますよ。だから、がんばってきれいに歩いて下きいねUと森口さんに言われて、思わず姿勢が伸びました。やっとの事で船に戻り、間もなく朝出航したKHOLNへ帰り着きました。船を降りる前デユツセルドルフ市長夫人に花手前で使ったお花を記念に贈呈し、ライン川と別れを告げました。いろいろたいへんでしたが、私にとっては思い出に残るすばらしい船の旅でした。そして、ドイツ語が分からない私にも日本とドイツとの問にお互いに文化を理解し合い、そしてお互いに独自の文化を高めようとする気持ちが伝わってきたことを大変うれしく思いました。これからも、もし、文化交流の為に私に何か出来る事があればなんでもやりたいと思います。写真山頁デュッセルドルフの花屋川頁①ZENの日本庭園で花材集め②デュッセルドルフの花市場でデビッドソン会長と③ロルダックのセミナー仙渓は立花④素子は盛花投入⑤和則は生花⑥ライン川下りの船上で樫子、はなの花点前⑦ケ!ニスヴインターの博物館の前で市長さん、ワインの王様とンドン郊外キュlガーデン植物園の石楠和国でケルン③ロい慶たて何あ二、流のお人ちス姉a邑,b『彊・・・・圃圃・.四・・・・圃E哩哩""'明事持管型主主が行、でい、k私をで褒かこヴも-い入-~哩・・・圃薗.... 圃・・・a.\』&ど‘l翌F事むお強くそ、こ向の習すめのちイ私」冨幽¥温今日=============噂堕型動最適w幽いとれーとうナ方つがの日見ンもよいぞつをの|がた、言本てタはたんに心ないわのすておのいなぶくをううれ一学人の嬉とそ葉のま|つ。です配いだす私が一花役と聞こ側感しで、のつぶ達時しいのを方わにと(頂みでだろとと、礼を目こかとのじてすと視の時がにくう中頂かる着し11< 、しろうきし基すおはろせだ心まい。て野知のもて女人変点にで上写がに何と水管lj、にけのいのたとと。、一晴ん欲は自たしのに光前し船流真でもと、がれ花上の方け上。自しこそ緒らど深大分こま方桑栄にまのの⑥き大かとこて器がこに終で分てれれにしん〈変のといに原だ対し中ケ)ま変無てぼこをりと向えのに大はを花い拡吸積知でし喜事もれなま症でけた私云切学強点傾げ収極りすま会専つしたを|月F,マ咽圃圃lllmll・E・... 圃圃園駅当~向てし的たがた·~一一一一一一一一一一一一一....,,,.,.. 10 ('~/ ・-"'' ..... ‘ を者竺美完~~て頁2葉忠よヵ:奈J,;t-義勢五t玖h~空主Z雪産担守

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