テキスト1988
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木マ家の改築の際、根元に近い所で切って移しかえておいた木憧が、いつの間にか若枝を伸ばしている。大きな根から僅かな若枝に養分がまわるせいか茂り過ぎているようである。少しすかしてやろうと切りとった小枝にも沢山花がついている。そのまま捨てるには惜しい花である。純白の花弁の中央が濃紅色で私の好きな品種である。こみすぎた怯葉に涼感をと睡蓮をそえてみた。花器瑠璃色水盤花材木僅睡蓮檀tf9

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